最低限のマナーというものがあります。
空き缶を道に捨てない
トイレに行ったら水を流す
電車の中でスマホなど音楽を聴くときはイヤホンをつける
バスや電車では高齢者には席を譲る
人として当たり前の話です。
ビジネス、起業の世界にも人として当たり前の事がいくつかあります。
その中で最も大事かつ、初心者やマナーのわからない子供がやってしまう事に、人の名前や商標を使うという事があります。
特に、人の名前です。
例えば、私の名前は松田豊ですが、これは本名です。
孫正義、堀江貴文、鈴木敏文(セブン-イレブン・ジャパン)、本田圭佑(サッカー)、これも名前です。
本名でなくても、例えばYouTubeなどでは ニックネームやチャンネル名があります。
商標は例えば、サイゼリアやワタミ、ローソンのようなものです。
これらを使うときには、良いことを言う分には全く問題はないと思います。
しかし、悪いことを行ったり、筋違いな指摘をしたり、そういうのは絶対にやってはいけません。
自分にどんなに正当な理由があってもやってはいけません。
人の名前や商標を使って注目をあびようとするのは最もやってはいけない事です。
その時は、注目をあびて、アクセス数が集まったり、再生回数が上がるかもしれませんが、結局、売名です。
「いや、松田さん、みんなやってるじゃないですか、僕もやりたいですよ、細かいですね、神経質すぎじゃないですか?」
と思うかもしれませんが、どんな理由があろうとも、「事業者の世界」ではそんな理由は通じません。
子供の起業ごっこと事業者の心意気、礼儀やマナーを他で例えるなら、例えば
コンビニの前でたむろしている不良少年グループとメキシコやコロンビアの麻薬組織くらい違います。
子供英会話教室と国際弁護士専用英会話教室くらい違います。
遊び半分の世界と人生をかけている本物の世界は違うのです。
事業者の世界と子供の世界は違います。
政治家やテレビや雑誌に出ているようなパブリックな人、超有名人(堀江さんや孫正義など)なら問題はありませんが、それ以外では、どのような理由であれ、人の名前を使って集客やアクセス稼ぎは絶対にやめましょう。
事業者の世界と子供の世界は違います。
その人が自分の名前、ニックネームや商標にパワーを持たせるためにどれだけの労力とエネルギーを使ったのかを考えましょう。
きっと、苦労したはずです。
そんな苦労して作り上げた名前を勝手に使っていいとこどりをしようとする人間が事業者の間でいい人だと思われるわけがないでしょう。
泥棒のようなものです。
ですから、そのような理由があるにせよ、どんなに嫌いな人でも、どんなに詐欺っぽい人でも人の名前を使うという事はやめておきましょう。
実力で勝負する事が大事
もし配信を考えているのであれば、自分の実力と自分の名前で勝負をしましょう。
決して、人の名前を利用して、アクセスを集めてはいけません。
そのような理由があるにせよ、使ったという事実があるだけで、もう本物の世界では相手にされません。
人の名前を無断で使って集客や注目をあびようとする事は、事業者の世界では「女の子にいたずらをするおじさん」レベルで絶対にやってはいけない事です。
無断で名前を使わないことは、人として当たり前と思いますし、自分にプライドがあって、実績もきちんとある人や人の苦労が分かる人はやらないはずです。
成功者ほど人の名前を無断で使わない
詐欺師扱いされていたり、評判が悪い人だったりする人というのは、自分が名前を使われて悪口を書かれている事は合っても、その人は誰の名前も使わなかったりします。
マスメディア、ワイドショーや週刊誌のようにプロ意識をもって人の名前を利用して仕事をしたいのであれば、話は別です。
覚悟があるのであれば、そのようなやり方もあるでしょう。
しかし、中途半端な気持ちで、人の名前や商標を使って悪口を書いたり、商品やサービスの欠点を言って自分の商品やサービスを売り込もうなんていう浅はかな考えは、きちんと見抜かれます。
そんなやり方では、長続きしません。
自分の名前と実力で静かに積み上げていけば、普通に成功します。
YouTube等で配信をしている時に、最初は再生回数が3回だったり、半年、一年しても100回だったりする場合があります。
私のYouTubeチャンネルも最初はそんなものでした。
そんな時にこそ、それでも地道に積み上げるのです。
静かに積み上げればいいのです。
お金を早く稼がなきゃ!と焦ってしまい、人の名前を勝手に使って悪口を言ったりすると再生回数はすぐに伸びます。
人の悪口というのはすごく注目されるのです。
しかし、絶対に手を出してはいけません。
宇宙にむかって放射したエネルギーは時間差であなたに返ってきます。
居酒屋や喫茶店で、友人に人の悪口をいっても、あなたと友人の間で終わります。
あなたが1のエネルギーで悪口を言っても受け取るのは友人だけですので、そのうちあなたの放った悪いエネルギーはそのまま時間差で同じエネルギーであなたに返ってきます。
しかし、これがネットに拡散するとどうでしょうか?
あなたが1のエネルギーで悪口を言っても、1万人の人がきくと、悪口のエネルギーが一万倍になってあなたに返ってきます。
良いエネルギーをネットで拡散させれば何倍にもなってあなたに返ってきますが、、同じように悪いエネルギーも何倍にもなって返ってきます。
ネットで人の商品やサービスを悪く言う人は、いずれ滅亡するのです。
あなたが自分に対して、プライドがあるのであれば、自分の主張、信念と、自分の名前と実力、自分の商品やサービスだけで勝負をしましょう。
人が苦労して作り上げた名前(ネームバリュー)を無断で利用する事は事業者としてはあり得ないのです。
どのような理由があっても、他人の名前を使ってはいけません。
まとめ
- 仮に人の名前を使うときは、良いことだけを言う
- 悪い事を言うときには、覚悟をもって使う事、覚悟がないのであれば、使う事はやめておく
- 名前を使ってもOKな超有名人とそうでない人の区別をつける